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店長の二回目の冬休み その6 今度は楽洛亭さんになかむらさんも


2013年01月20日

なんだか今週はバタバタな平日が続いて、お断りせざるを得なかったお客様、本当にごめんなさい。でも昨日の土曜はとーても静かで寂しかったぁ・・・そりゃ、ありゃりゃの日もありますわな

来週になれば新年会も一段落、もっと静かになるかもです・・・それはそれで困るんですがね

さてさて、長々と続いてる大阪篇、ちょいと遅いお昼ご飯に串カツを食べた後、湊町から地下街のなんばウォークを難波までてくてくと

相変わらず私の高校時代からあるお店もあったりして、懐かしいこと懐かしいこと

で、朝方バスが着いたとこ、そう高島屋の裏に出てきて

目指すは、楽洛亭さん、少なくとも私が大学時代、、、つまり30年以上前からミナミなんばの角に君臨し、真昼間から煙もうもうお肉じゅうじゅうの焼肉屋さんです。

さすがに外観はキレイにしはりました、入ってみると昔は左手に白木のカウンター、右はテーブル、お二階もあり、いろんなとこにカンテキ、、、七輪のことやね、があって、もう店内は真っ白で、その中でサラリーマンがうようよいたはって、ガツガツ飲んで食べて笑って喋ってと、そりゃ活気がありました。

さて、30年ぶりに入ると、もちろん内装もきれい、排煙ダクトもあるけど、七輪はかわらず、炭火でやってはります。4時でも、すでに何組もお酒のんだはる。

このお店もそうやねんけど、大阪の焼肉屋さんは、ホンマ相変わらず日本酒でお肉食べたはるお客さんが多いですねん、私も熱燗、、、錫ではないけどね、このお店は昔からこんなイレモンで出てきます。

まずはカルビとハラミのハーフ各600円・・・やったかな、と熱燗、突き出しはキャベツです

ここのタレは独特、山椒・ニンニク・醤油・味噌・ネギがベースかな、日本酒、ショウガ、調味料なんかでまとめてる感じがすっごい特徴的で、これにハマルお客さんが永年通ってはるおみせですねん。

追加で頼んだカルビのハーフ・・・それやったら最初から一人前頼んどいたら安かったんよね、まぁ割高のハーフサイズでおかわりの方がお店は儲かるけどね

上カルビのハーフ

 

カンテキではよ食べてぇなぁ・・・って言うてはるハラミとカルビ

30年ぶりに、こちらの焼肉をいただきました。

ホンマはもっともっと食べたかってんけど、実はこの後も予定があり、1人焼肉ランチはこれにて終了、まぁ4000円でおつりあったからお昼・・・いや夕方やけどよしとするか

で、またまたなんばを散歩、今度はちょっと四ツ橋筋を北上し、周防町に向かって東方へ、、、、そこには

そう、アメリカ村、、、アメ村ですな、があります

たしか高校生ぐらいの頃に出来たんとちゃうんかな、で、アメリカ雑貨やジーパンを売るお店が何軒か出来て、若いヒッピーみたいなお兄さんがやったはって、ポパイとかでもいまアメ村が面白い、とか載って一躍若者のメッカになったとこですわ。この中心地に三角公園と呼んでたちょっとしたスペースがあって、みなタバコ吸ってたむろしてました。原宿のチョーチョーミニ版やったんかな。

アメ村になぜか韓流のお店が・・・こりゃもうごった煮村になっとります

いまでもオサレな街みたい

方や御堂筋を渡った心斎橋筋の裏側をヨーロッパ村って呼んで、ヨーロピのファッションを集めたお店があったけど、、、、そっちは落ち着いてはるのか、やっぱしアメ村のほうが活気があるみたいで、けどよー考えたら、アメ村って、現地で外人が集まって商売してるリトルトウキョウや中華街、コリアンタウンみたいな街とちごてレッキトシタ日本人がアメリカにあこがれ始めた街で、いかにも外国に弱い日本人を突いたネーミングで、アメリカ人が聞いたらビックリなレベルだわね。まぁわたしらはめっさオサレな街やって、しょっちゅう遊んでましたけど。

さてさてちょいと散歩したら、もう夕方、、、

六時から学生時代のアホしてた友達と一時間だけの夕食・・・朝からラーメン、餃子、串カツ、焼肉と来て、5食目なんやけどね

お店は周防町通りを松屋町筋(まつやまち、やのうて、「まっちゃまちすじ」って読んでください)に近いところをちょいと南下したお店、寿司なかむらさん

今回の第二の目的は大阪の気になるお店を訪ねることで、それは串カツと焼肉とここ、なかむらさんなんです

カウンター12席ぐらいのお店で、たぶん中村さんがやってはって、もう1人板さんとお姉さんの3人でやってはります。入ったら、火曜日やったけど、予約が半分以上入ってて、二人やからなんとか入れたレベルで、おぉぉぉこの時代にこんなお寿司屋さんまんちくりんは見習うとこ満載で、さぁぁぁぁ食べよーーーーー

の前にやっぱし熱燗で、熱燗はカウンターの後ろがめっちゃ狭いお店なんで、お姉さんはおくから一旦外に出て、また外から熱燗持って入ってきはるお店で、なかなかタイヘンやなぁぁぁ

取り敢えず、白身のお造り、 タイの背と腹にヒラメ、、、まぁコリッコリッ、大阪のお寿司屋さんですな。経営企画室長とかいう偉いさんになっとったアホな友達は、ガハハ下ネタ多しの笑い話まんちくりんで、ビールオンリーで殆ど手付かず、食べや食べや、言うてビール飲んでやったん

次は水槽で寝てはったナマコをつぶしてもろて、酢の物

ナマコって、実家でもよう食べてた、、、って偉そうに言うてもガキの頃は気持ち悪うて何が旨いねん、ってオトンの酒の肴見て思てただけで、おおきなって、ナマコってホンマこのニュルコリッの食感がたまらんなぁ、やっぱし熱燗やなぁ、ってわかってきた訳で、でも東京では殆どナマコを見ない訳で、ここにきて一番食べたかった活きナマコのお酢のもん、絶品でした。

とどめは、ブリ。きれーーーーーなピンクでプリップリッで脂もしーーーっかり乗ってて、お醤油につけたら、醤油に脂がギトギト浮いてたくらい、えーブリさんでした。

実は時間があんましなかったんで、エビのおどり、立派な車えびで、この方たちも水槽で遊んではったところを、ちょいと中村さんが引き上げて、ちょいちょい、って、、、もちろんまだピクピクしてはります。プリップリッでしっとり甘くて、さすが車えび、です。

塩焼きにしてくれはりました。

お酒3ホンにビール4杯にお造りに友達の穴子握りで、二人で大枚1枚、これは流行りますね。もっとゆっくり来たいとこです。

 

さぁ、大阪篇、ようやく終盤、後は帰るだけ・・・いやいやまだまだのお話もあって、けどあまりにしつこいから次回は最終回。

もう一回お付き合いくださいまし。