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ALWAYS 三丁目の夕日’64


2013年02月18日

遅ればせながら、というか、いまさらながら「ALWAYS三丁目の夕日’64」をテレビでやったから、子供たちが録画してて、週末にちょこちょこ見てたんで、定休日にちゃんと見てみた。(見てみた、って書いてみると、ヘンな日本語、こりゃアカンね、「見た」でえーねんな)

というのも、どうもいろんなとこにひっかかりがあったんでね。

店長は昭和35年生まれで、この時期は4才で、東京オリンピックを微かに覚えてるかで、映画に出てくる出産したての赤ちゃんがもっとも年齢は近くって・・・でも、産婆さんで産まれた友達は聞いたことがなかったから、たぶん出産のシーンは脚色で、現実とはちょいと違うわけで。

この映画は一作目から見てて、漫画も読んでて、漫画は昭和30年代のショートストーリーを描いてはるんやけど、映画になると2時間近くのホンを書かないといけないんであって、まぁこの映画はシナリオもさながら、風景というよりも情景を感じるわけで、とっくに亡くなったおじいちゃんやらおばあちゃん、両親、親戚も思い出したり、親戚一党大阪でみーんな鈴木オートみたいな商売してたから、やっぱしあんな感じで・・・

実はCGがどんどん凄くなって、ちょっとヤリスギ・・・って思ってたからこの作品はロードショーでは見いひんかったん(特に堤真一がぶん殴って扉が破壊されるシーンなど、コミカルを通り越してるがな、ってね)

けど、気になって結局ちゃんと見た。

まぁ1人で見たから、涙だし放題(恥)・・・知られたら、また娘にからかわれるわ

でね、そうやんなぁ、、、幸せ、って

家族のために働く、あたりまえやったあの頃・・・けどね、店長は、結婚してもも、子どもが出来ても、実は全く実感なかったん、まぁサラリーマンやったから、会社がつぶれない限り安泰や、ってどっか思ってたからね

せやけど、1人で焼肉屋を始めてみたら、毎日毎日浮き沈みがあって、どんどん懐もさびしなってきて、悩んでも考えても、やることはあるけど、飲食は工夫を凝らしたり、攻めてみても最後は待つ商売で、

会社員の頃とは違って休んだら収入はないわけで、せやから風邪もひかれへんわけで

休み明けはやる事いーぱいあって店にいきたくないけど、代わりはおれへんから、生活を考えるとあたりまえやけど行かなくてはならない訳で、けど行くと、自然に手や足が動き、お客さんがいらっしゃると自然に身体が動いてお喋りしたくなって、気が付くとヘロヘロなって終わってて、で楽しかったり、そうでなかったりしても、また飲みに行ったりして・・・

休みは一日しかないから、出来る限り家族と過ごしたかったりして

これは平成やけど、みごとに生活を実感できる訳で

苦労してもやりたいことをやる、、、

好きで好きでしようがないから・・・(あ、会社員のときも仕事は好きやったけどね)

そして家族、生活のためっていう実感を、もう一度、いまさらながらこの映画には教わりました。

茶川先生がポロッとつぶやいたけど、「家族・・・こっちこそありがとうだよ」ホントにそうだわね

さ、明日からまたがんばろ!!

 

あっ、そうそう、最後につまらんお話

「定休日にちゃんと見てみた。どうもいろんなとこにひっかかりがあったんでね。」とで出しで書いたしょおもないことはお伝えしとかな、なんやねんな?って期待してた人には悪いからね、単純にあれ?これでえーのん??って思ったとこ

その1 東京タワーのてっぺんちょってこんなんやったの?

これできた当時は、先っちょは真っ直ぐなアンテナやったと思うんで、この形は、今の前の前やないかと・・・

その2  電報の宛名が「チャガ ワリュウノスケ」ってなんで?

「チャガワ リュウノスケ」やないの?「チチシス」の電報の宛名も苗字と名前のスペースがそうやったから、これはミスではないねんやろな、さすがに昔の電報はあんましもらったことないから、、、、わかりましぇん

その3  茶川が最初に田舎に帰るディーゼル急行

みどりのラインはグリーン車(この頃の表示はまだ一等車やろな、たぶん)と思うんやが、2両もグリーン車を繋いでる急行なんてあったんやろか??

その4  一眼レフ???

東京五輪の開会式でブルーインパルス(この頃からあったん??)が、大空に五輪を飛行機雲で描くのを見上げるシーンなんやけど、近所のおっちゃんが一眼レフで写真を撮ってはった。だいたいこの時代に一眼レフがあったんやろか、もしあってもカメラマンとか相当プロなお方で、町中でこんなカメラは、少なくとも店長の周りはオリンパスのハーフカメラ(35mmフィルムを半分こして撮る経済的なカメラやね、その分解像度も悪いけど)は結構持ってはったと思うけど

あ、これクレームでもなんでもないからね、せっかくえー映画やったのに、最後にダメだししたって思われても困るんで

まぁこんな映画は時代考証がタイヘンやね、江戸時代の時代劇ならまだしも、昭和のこの時代はまだ大半の人の記憶にあるからね

 

いかんいかん、半日終わってしもた、伝票整理して、これから今日はかわいいおねーさんたちとディナーにおでかけ、、、ホナさいなら