• お店紹介
  • メニュー
  • キャンペーン
  • ブログ
  • ご予約・アクセス

定休日は、 カップヌードルミュージアム①


2013年08月28日

イヤー、もう8月もおしまい。。。

なんやチョイ涼しなってきましたね━━━━!!

そろそろ待ちに待った「食欲の秋」到来!!!

さてさて、月曜の定休日、ムスメが夏休み最後の日&カミサンもお休み・・・で、高校息子コンビは受験勉強と部活・・・という訳でいつもの三人でお出かけ

ムスメは横浜みなとみらいに出来た、BBCとセガがコラボしたOrbi(オービィ)とかいう映像のエンタテイメントに行きたい、というので、京王線から井の頭線乗って、初めて地下になった東横線の乗換え、11時ごろみなとみらいに。

サラリーマン時代、ここにはランドマークの裏にあるパシフィコ横浜には何回も来たけど、まさかその間のスペースにドデカイビルがいっぱい建ってるやなんて!?

で、元東京ガス横浜支店のあったビルが、MARK IS みなとみらいというビルに変わってて、5階のエントランスに行くと・・・・・・・・・・・・・・・ギャー月曜というのに、実に80分待ちやて!?!?!?

まぁその前の週にオープンしたばっかしやから、考えてみたら空いてたらこの先は怖いわな、で、まさか並ばんやろな、、、って言う目で見たら、ヤメヨ、って。

よかったァァァァァ。

けど、ほなこれからどないする????

で、とにかく外に出て、周りを見渡すも、、、(ーー;)

とりあえずコスモワールドの大観覧車乗って、上から見渡す・・・(メ・ん・)?なんやらサラリーマンと違うファミリー層が大量に茶色のビルから出入りしたはる。。。ありゃなんやろ????

で、近ずいてみたら、なんと!!

シックなビルやが、これは、どない見ても日清のカップヌードルの博物館かいな!?!?!?

で、とりあえず入ってみると、そんな混んでない&涼しい。

こりゃとりあえず、ここで時間潰そう、ってことでご入館。

高校生まではタダやけど、大人は一人500円かかります・・・えっ工場見学みたいのんでお金取るん???

さらにここには、世界でひとつのオリジナルカッツプヌードルを作れるマイカップヌードルファクトリー、手作りのチキンラーメンファクトリー、子供向けのカップヌードルパークとかいうのんあって、それぞれ別料金、しかも予約制、で我々はマイカップヌードルファクトリーを選んで予約。

さてさて入場料払うと、こんな綺麗なリーフレットくれはりました。

パラパラめくると、このミュージアムの内容がシンプルでキレイでメッチャわかりやすい、最後のページに総合プロデュース佐藤可士和・・・はぁ、なるほどね。さすがです。

ちなみに佐藤さんとは、博報堂出身のCD(クリエイティブディレクター)で、ユニクロの新しいロゴやら楽天とかから幼稚園のプロデュースとか、広告を超えていろんなお仕事もしたはる方です。

このロゴはカップヌードルのパッケージ周りに「!」がグルリといーぱいあって、それを3つ重ねた、らしい。シンプルかつインパクトあるデザインですね。

さぁ入館。

改札口みたいなん通ると、まずあるのがインスタントラーメンヒストリーキューブ。

1958年ていうから、店長の生まれる2年前に売り出されたチキンラーメンから現在に至るラーメンが一同に展示!!

チキンラーメンって具はゼロやったけど、このチキンラーメンのカップには焼鳥が入ってる!!

トマト味のカップヌードルはあるから、これはその前身のトライアル商品やんやろか・・・食指はススマンけど(^_^;)

まぁいろんなキワモノもあって、、、、フーン、こりゃ開口一番、なかなか圧倒されます。

 

お次は、インスタントラーメンの父、日清食品の創業者「安藤百福(ももふく)」さんが、即席ラーメンのチキンラーメンの発明から3つの大発明を映像とアニメでプレゼンする「百福シアター」

知らんかったけど、安藤さん、47才の時に事業に失敗、大借金もかかえ、それでも自宅の小屋でラーメンの開発をして全く新しい事業、即席ラーメンを研究開発したらしい。

それで生まれたんが、第一の発明「チキンラーメン」、麺を油で揚げることで日持ちする麺を開発した「瞬間油熱乾燥法」が最大の発明とか。

大ヒットしたらしいけど、類似粗悪品もいっぱい出てきて、苦労は絶えず・・・農水省から業界をまとめてくれ、って頼まれて、日本即席食品工業協会を作って、仲間には製法もある程度公開した、とか。

さらに大阪万博の翌年には第二の発明として、「カップヌードル」を発売、アメリカで麺はカップにいれてフォークで食べるんを見て閃いたらしい。ただ一番の問題は、麺をカップに入れる工程、ここでの発明はカップに麺をいれる、という逆転の発想で克服、世界的ブームに。御年61才・・・スゴイ

さらにさらに、2005年には安藤さんの夢「宇宙食の開発」を実現させた宇宙ラーメン「スペースラム」、無重力で食べられるラーメンが実現とかで、この時御年95才!!!! ちなみにお亡くなりになる2年前らしい・・・スゴイ人生です。

 

15分ほどのアニメで、なんだか安藤教に入信したみたい(^_^;)

 

研究小屋も再現してあって(写真忘れたァ)

その次はシアターで見た世界を年表にしたヒストリー。

クリエイティブシンキングボックスというのが6つあります。

①まだ無いものを見つける・・・あったらイイなを探す

終戦後の食糧難に家庭で小麦粉で簡単にラーメンを作れたらええなぁ、の根源

②なんでもヒントにする

いろーんな技術は、至るとこに応用できるんよ

③アイデアを育てる・・・発明は独り占めしない

協会を作って、競合にも製法を公開して業界全体の成長を促したとか・・・なかなかできまへんな

④タテ・ヨコ・ナナメから見る

機械でカップに麺を収めるときに、麺から見て、製法を変えることでいろんなメリットも出てきたとか

⑤常識にとらわれない・・・アタリマエを疑う

ラーメンをカップに入れ、フォークで食べるという非常識

⑥あきらめない

常に挑戦!!  というか40半ばで挫折しつつも、真新しいビジネスで100才近くまで創造を繰り返した・・・(@@;)すごすぎです

 

壁一面に書かれたイラストも可愛くてわかりやすい。

 

安藤百福という名前とチキンラーメン、カップヌードルぐらいは知ってましたけど、なかなか裏にはこんなにもご苦労があったとは・・・イヤイヤふとしたことで入って、なんや入館料まで取るんかいな、って思たんが恥ずかしなってきました。

 

このあと、まだまだミュージアムは・・・・・・・そろそろ仕込みに行かないと、なんで後半に続くデス