つつじヶ丘ランチ 酒彩ぎま
すっかり九月!!
やっとこさ、ちょいとは涼しい日もありますねぇ。
明日は台風くるみたいですけど、3連休は如何お過ごしですか?
ほれぼれはちょいと涼しなったから、お客さんも汗かきながら出てきて焼肉食べずにすみまっせ・・・って言いたいとこやのに、九月になったらまぁありゃりゃな日々が多くて、ちょこっとメゲたりして、そんな昨日金曜の夜はまっつぐ帰って、お疲れさんは小岩井無添加野菜ジュースの焼酎割り
それと、ローソンで見つけて、なんや思わず買うてしもた、南蛮漬けズ(^O^)
左が豆アジで右が子持ちシシャモ・・・って、わかりませんね、ちょっと甘酢過ぎて、思わず米酢をちょこっと足してしましたました。まぁ二つで210円やから、こんなもんだわね。
さて、そんな静かなほれぼれも、年末に向けてなんとかせにゃならん(そういゃ、この知事は国会議員なったけど、全く出て来ないですねぇ)、、、、、とお勉強も兼ねて、先日つつじの名店「酒彩ぎま」さんでランチをいただいたお話です。
こちらはご夫婦が沖縄出身ということで、地元では沖縄料理のお店と思われがちですが、実は和食で修行されたご主人がほぼ一人で40席以上のお店を切り盛りされてて、和食・お寿司・沖縄料理の三位一体らしいです。あ、奥さんは揚げ物を担当されてるみたいです。
割烹でもなく、居酒屋でもなく、沖縄でもなく・・・ホンマは夜伺いたいんですが、定休日が一緒なんで、ランチ訪問。
この日は木曜の12時すぎ、カウンターは私入れて3人、テーブルに二組・・・ただ5分もしないうちに、グループが二組入られて、あれまのまんちくりん!!
平日の昼間の、しかも地元ではお高いお店やから、一段とスゴイわね。
で、私は前に刺身定食をいただいたので、今回はちらし定食。ん!?ちらし定食、って、ちらし寿司にご飯でも付いてくんかいな・・・なぁんてね。
まずは堂々のちらし寿司登場!!
上から、マグロ、厚焼玉子、タコ、シマアジ、真鯛、コハダ、スルメイカ(違うかったらゴメンちゃい)、赤貝、生ダコ、カンパチ、ホタテにとびっ子に石垣島の海藻、ウニ、イクラの実に13種のお魚さん達登場ですねん。
御飯は椎茸の炊いたんをまぜたちらし寿司飯(?へんな日本語)
これがホンマの宝石箱やぁ━━━━!!
中でも、シマアジ、真鯛の新鮮さと絶妙な厚さは、ちょうどえー歯ごたえで、一つ一つ食べんのモッタイないぐらい。
で、こちらのすごいとこは、ここから。
次に炊き合わせ、、、みたいな、このメインはカンピョウなんやろか、ほどよいお味で、
熱々の揚げ出し豆腐くん、、、おナスが出汁滲みてて、これまた抜群
前菜???三点盛り。里芋にモズク、カニの乗った豆腐ようみたいな、でもクセも匂いもないお豆腐と海ぶどうに黒豆です。
熱々の茶碗蒸し、
これまた熱々、しっかり身の詰まったワタリガニのお味噌汁
お新香がホンマ一口サイズで7種も・・・私の大好きな赤カブもありますねん、キレイでカワイイでしょ。
最後に寒天・・・って大阪では十波ひとからげに言いますが、標準語で言うとこの、みつまめ(^_^;)
お値段は夏目漱石さん二人近くしますが、それでこの量。
というよりは、
一つ一つの仕事が丁寧で、
器も盛りつけも美しく、
お魚はとにかくプリプリ新しく、
店主の心遣いが伝わるお料理です。
そんな価値をわかりはるから、会社のないつつじヶ丘でも、ご婦人やらご年配だけでも、ランチが予約で十分いっぱいになるんでしょうね。
お店はつつじヶ丘に越してきて10年ぐらい経つんでしょうけど(昔はつつじと成城の間にあったんです)、未だとってもキレイなお店で、張り紙やらポスターなんぞゼロでシンプルにしたはるし、ホールも大人しめやけどテキパキ動くおねえさん二人、、、、人気がある証しなんでしょうね。
ネットで見ると、夜はほとんどのお客さんがカニ味噌サラダを頼まれるらしく、またアボカド鯖棒寿司とかいうのも相当な人気らしいです。食べたいんやけど、なんし定休日が一緒なもんで(>_<)
せやからランチしか来られへんねんね。
ちなみに前回はカミサンと伺って、私は刺身定食、奥さんは角煮定食でした。
メインはこれなんやけど、やっぱしチラシ定食のチラシ以外のもんが6品、まだあるんかいなぐらい付いてきました。角煮定食には、刺身3点盛が付いてて、ありゃゃゃゃゃ?これやったら刺身定食でなくてよかったのにぃぃぃぃ。
てな訳で、いろんなことが勉強になるわけで・・・
ウチも、もっともっと美味しいもん探し続けるのはあたりまえで、
もっともっと丁寧な仕事で、盛りつけなんかももっともっと勉強して、
高度な接客が出来るホールスタッフが育つようにして・・・って、お客様の心に伝わる料理を目指さんと、、、と誓いました。
ぎまさん、美味しかったです、ご馳走様でした。