店長の年末年始② 大阪風なお正月!
1月12日、三連休の日曜、ホンマ朝からさぶいですね。
ってこんなこと言うてたら、シベリアみたいなおとろしい豪雪な写真をフェイスプックで紹介してくれはる稚内に移住した後輩さんやら、青森の先輩さんやら、札幌の同級生やらから、
なに甘いこと言うてんのん!!
こっちは毎日がタイヘンやねんで━━━━!!
って怒られそうやけど(^_^;)
さてさて、新年、ちゅうても成人の日ごろに、まだまだ年末年始のお話なんですけど、お暇な方は、どーぞお付き合いを。
で、時は去年の大晦日。
昼から、カセットコンロを出してきて、ごまめを超トロ火で煎りながら
冷酒を飲みながら・・・これちっちゃい時に、おじいちゃん←怒ったらメッチャ怖い、けど商売人で、アイデアマンで、お酒と本が大好きなハゲ爺でしたが・・・が男子厨房に立たずの方が、唯一作ってはったもんで、当時は炭でゆーくり煎りながら、横で熱燗作って飲んだはった(^O^)
パリッて折れるぐらい煎ったら、新聞紙に広げて乾かして、フライパンに醤油、お酒、砂糖、ほんのちょっとのだしを溶いて、サッと味付けしたら出来上がり。
1kgのごまめ作んのに一時間と日本酒3合かかりました(笑)
お昼からは、お隣の仙川に買い出し。
前々から気になってたお惣菜屋さん、親子で作って切り盛りしてはるうえ、
小学生のお孫さんが
「ハーイ、いらっしゃい、いらっしゃい!!
みーんな手作り、美味しいよォォォォ」の大きな声の呼び込み営業で盛り上がっとります。
予約でいっぱいのお節・・・これ大半を大晦日では単品でも売ってはって
タイの塩焼きもあって・・・お節に鯛??
けど、売ってはる鯛の横にはすんごい数の鯛が新聞紙にくるんで、ほにゃらら様って書いてある、つまり予約ものの鯛がいーぱい・・・
串ワカサギ、甘露煮よりも小ぶりやねんけど、5尾も串に刺さってて110円!!
玉子焼、きんとん、黒豆、なます・・・
なかでも、初めて知ったんは、眼龍揚げ!!
写真ワルイんですけど、左下のやつで、龍の目玉みたいやろ、って元気なおばあちゃんが。
具は魚のつみれに海苔で巻いたうずら玉子を入れて揚げて半分に切ったら、確かに目玉おやじ!!一つ100円・・・よーお考えたら安うないけど、手間かかってるから、まぁそうやね。
で、何種類か買うて、元旦の準備。
まずは箸袋に名前書く係。
これ結婚して初めて知ったけど、どうやら関西独特のコトらしい。
しかも取り箸は山海里(さんかいり)、って書いて、山・海・里の幸をいっこのお箸で自分のお皿に取ってくる専用で、3が日使いますねん。もちろんお箸は洗うて乾いたら、またこの箸袋に入れて使う・・・この字書くのん緊張すんねん、筆ペンも毎年おんなしヤツでヘタってるしね(>_<)
で、おかげさまで元旦当日は、ササッと作ったもん+お惣菜屋様のもんで、まぁなんとか形になったわけで
山海里もちゃんと鎮座してはって
やっぱしウチは、白味噌のお雑煮で
大阪でも泉州の方はおすましやったり、いろいろあんねんね、名古屋は赤だしなんやろか???
全国のお雑煮はネットでも出てくるけど、どっかで一同に集まって食べ比べできるイベントせぇへんかなぁ・・・ラーメンやB級グルメと違うて盛り上がらへんか・・・
で、話は元旦で、
あけまして!!
って子供に渡したお年玉は、なんでか勘違いして去年の100%アップで渡してしもて・・・ありゃりゃ、こりゃ来年から元に戻されへんがな・・・の酒で忘れた新年でございました。
長野文化の豪勢なお年取りの大晦日御飯に、元旦はお節・・・盆と正月って言うけど、正月だけですな、昼酒付きでぐうたれた日々を過ごせんのは、おかげで2kg肥えて、未だに元戻りませんけど(笑)