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人生初タイラバな釣り


2016年11月10日

まずは【お知らせ】

焼肉ほれぼれは

11月14日(月)から17日(木)まで

遅~い、遅~い夏休みをいただきます。

ちょいと地方に行って、いろんなことを勉強してきます。

大統領が誰になろうとも小さいお店は工夫して頑張らないとね(^-^;

 

で、その前に・・・

ほれぼれ倶楽部は本日なんと3倍ポイントセール!!

ぜひ、ご来店をお待ちしております。

 

さて、先週の定休日のこと

その日は実に一年半ぶりの大釣行計画(*^-^*)

 

自称「釣聖」の迷人師匠からのお誘いを受け

今回はいつものフグでなく、なんと鯛!!

 

しかも昔から何度もチャレンジしてる鯛釣りは

餌にエビを付けて5m以上の長いハリスで

じーーーーーっと待つ釣り・・・まさにエビで鯛を釣る方法で

ところが、これがホンマ釣れない

というか釣れたことがない(≧◇≦)

 

で、今回は最近西日本から編み出されたタイラバという近代的な疑似餌の釣り方で、

これは関東ではまだ少ないらしいんやけど、

いつも行ってたフグの野毛屋さんが

大潮のときだけ「やるよ!」な貴重な釣りな訳で

 

その日は天候も潮もよく、やるよ!な日で

前夜の日曜はサッサと閉店(^-^;

12時前にベッドに入るも、なかなか寝れず起床時間に!!

さぶいけど、着替えてクルマで店に寄って発注確認してから

いざ出発!!

第三京浜から横横で金沢八景に

5時すぎに到着、迷人のクルマは先頭から二台目で

ボクのは6台目

平日の7時出船というのに、すでにこんなに。

6時に船宿の看板も点灯、その頃には10台以上も来てはるん

迷人曰く、今日は右舷のみよし(先っちょ)の釣り座がベスト

ということで、2席分を確保してもらい

出船までまだいっぱいあるので、CVS行ってご飯買って、トイレ行って・・・

ようやく明るくなってきて7時前に乗船

指定の場所で準備してたら

 

なんと昔フグ釣りを誘って今やフグにハマり

東京湾ロマンというトップブロガーになった先輩がお隣のフグ船に乗りに来はって

わざわざ、こちらまでご挨拶に(‘◇’)ゞ

たいへーんご無沙汰しております!!

今日は我々はタイラバで・・・なんて早朝のご挨拶!(^^)!

迷人師匠は私のためにお手製の仕掛けを準備中・・・すみませんド素人で

 

さぁ、7時出船

ええ天気でんがな、これで釣れたらサイコーやねんけどなぁぁぁ

八景の港から15分ほどでポイントに到着

 

年老いた勇治船長から「はいどーぞ、底は30m」とアナウンス

 

実はタイラバというのは、見たこともなかったので

前日までYoutubeでイメトレ研究

スゴイね、今は

水中動画なんてのもあって

ラバーに魚がどないなって付いて来るのか撮ってる人がおって

それを見ると、海底でどないなって釣れて行くのかがわかる気がする

昔は釣り雑誌を何度も何度も読みながら

船頭さんの釣り方をみたり、聞いたりしてたけど

ネットの時代はホンマ凄いわ。

 

で、タイラバという釣り方は

とにかく一気に海底におもり付きの仕掛けを落とし

この目玉おやじがおもりで、その周りにいろんなもん付けて

その中になぜか大きな鯛針が二本

これを沈めて、一定の(これが大事)スピードで20mほど巻き上げる。

これを延々と繰り返す。

シンプルだが、あたりも何もないけど

とにかくお魚さんに気付いてもらうまで

永遠に延々と繰り返す・・・しかない。

こんなんで、釣れるんやろか。。。。

高級エビの方がええんちゃうの????

 

と、開始後10分ほどで

さお先がググググググーーーーーーーーーーと曲がり

師匠も「お!!アタリ!!!」と

ボクは緊張が走る

この釣りはアタリがあっても合せない

ここが大事

お魚さんから、なんじゃこれ!?ってちょっかい入れられても

知らん顔して、スピード変えずに巻き上げる

そうすると、お魚さんはもっと気になって

食らいつく!という釣り方なんで(youtubeで研究済)

こちらは知らん顔してリールを巻き続ける、巻き続ける、巻き続ける

で、ようやく海面に・・・でっかいタモをもって待っててくれた中乗りさん(船頭のお手伝いさん、ね)は

「あ」っていうてタモを直しはった

ボクはなんかわからんけど、赤くないのはわかって、というより黒い

で、結局上がってきたのは、20cm強のサバフグ

干物で売ってるフグは全部これ、ていうていいぐらいのフグ

食べられへん訳やないけど、海にポイ、はいサヨウナラ・・・

 

で、気を取り直して、また釣り始めると

またまた竿先がググググググー

今回はもっと冷静に竿先を見る。。。

グィグィグィという鯛独特な引きは・・・なさそう(≧◇≦)

またまた中乗りさんがタモで構えてると

今度は1m以上のサメ!!

さすがに中乗りさんにあげてもって、

サメが食らいついたタイラバをはずしてもらい(これメチャ怖いよ、自分でやるには)

はい、海にサヨウナラ。

 

で、また船はシーンとなって

ボクは二回もお騒がせした訳で、ちょいとシャイになったりして

ところが、またまたまた竿先がググググググーって

しかも今度はグィグィグィて曲がってる!!!!!!

今度こそ、と思いつつ

隣でタモを持ってる中乗りさんに

二度あることは三度ある・・・かもね、て言い訳しといたりして

 

で、結果

上がってきたのは、船中第2号、、、かな、のホンモノ

サイズは30cm弱で、小さめ・・・けど食べごろサイズ、で

生まれて初めて釣れました、というか拝見しました!!!!!!!!!!

ハサミでエラを切りバケツで血抜きしたら

師匠が神経締め用の金具を出してきて

こんなん今は売ってるのね、

昔は針金のハンガーをばらして先っちょをやすりで削って作る、と書いてあったけど

で、目の下にある穴に針金を突っ込み

グイグイと尾っぽまで入れると

鯛はビクビクとしたら直ぐに死んでしまう、というすご技の締め方

これで死後硬直を遅らせ、プリプリコリコリなお造りが食べれる、ということ

 

師匠よりも先に、さらに船に乗ってる15名ぐらいのお客さんの中でもトップで釣れたので8時半の一服

さぶかったので、ストレートを一気飲みしても酔えへんで(^-^;

身体もポカポカしてきて

船も流された分、元の位置に移動して

またやる気マンマンのボクは

またまたまたまた竿先がググググググー

サバフグ→サメ→マダイ

と来たら、次は何???

重いわりに・・・グイグイグイ、、、とはいかへん(≧◇≦)

で、上がってきたのは

それはそれは見たこともない大きな大きなホウボウ

ホウボウも船で見るのは初めてで

大きくてキレイな胸鰭を広げてみたりして

お隣の方はまだこの2時間で一度もアタリがないみたいで

こちらは外道だらけやけど

アタリは素直にうれしいし楽しい訳で

クーラーはすでに二尾がいてはって

その後は潮目も変わり

一時船内はシーンとしてて

しようがないからおにぎりとか食べたりして

でもいつアタリがくるかわからんから

いつもいつもリールは巻き上げてる訳で

そうこうするうち迷人もええ型の鯛を釣りあげ

その間僕には

ググググググーのアタリがありグイグイグイの引きもあり

ワクワクしながらも知らん顔して巻き上げてると

プツン・・・て抜けてしまう大事故が何度もあり

くやじぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーー

なかで、12時半についに二尾目の真鯛ちゃん!!

今度は自分で神経締めし

たぶんこの時点でトップの二尾で

ちょっとえへん(^^♪

けどこんなレベルはすぐに追い抜かされるわけで

マジメに真面目に延々と巻き続ける

船中アタリも少なく、釣果も少なく、ボウズな方は多く

結局4時まで船長は残業してくれはったけど

最後に大きなアタリがあったけど、これもバレテしまい

釣果は真鯛2、ホウボウ1で終了。

でも初めて鯛を見れたんで、心底カンドーしました(*^-^*)

 

迷人は真鯛3、ショゴというカンパチの子供1で

しょっちゅう釣ってるから、、、

って貴重なお魚さんをいただいて

クーラーは満杯

すでに5時前で夕焼けになってて

急いで帰るも、月曜の夕方のお魚やない環八は渋滞してはって

6時半になんとか帰宅

急いでシャワーを浴びて

クーラーからお魚をシンクに取り出し

でーんぶ鱗をとって

アタマ落として

兜煮、塩焼とお造り

前夜2時間も寝てない身体は

珉珉打破を飲んで頑張ってるもののだるく、眠く

とにかく食べるだけの目的で体に鞭を打ち

やっとお造り、、、もう盛り付けなんてひどいレベル

塩焼も

兜煮も

せっかくの鯛さんやけど

体力の限界でここまで到達

〆は中骨から出汁をとった雑炊に、その後は死んだように翌朝まで寝ました。

今回は迷人師匠のおかげで

初めて東京湾の天然の鯛を見ることができ、

そして食べることができ

実に感動的な一日でした。

迷人ありがとうございました!!

またつぎに行けるますように、お店しっかりがんばろー!!