まぐろなきっぷ
まぁ毎年の事やけど
おかげさまでバタバタなゴールデンウィークが過ぎ去ると
まぁなんでこんなに閑古鳥さんたちが隠れてたの、な一週間が始まり
アリとキリギリスみたいな5月はしゃあないんかいな、、、
そんなバタバタな明けの月曜日
友達夫婦と4人でデートな一日で
当初富士の芝桜とかいろいろアイデアがあったんやけど
お酒がマストな軍団なので電車で行ける魅力的なとこ
というわけで、海、そして魚がある三浦半島に決まり
実は京急の「まぐろきっぷ」とかいうもんを見つけてて
このきっぷは、三崎口までの電車と三崎周りのバス、提携店でのマグロ丼、そして日帰り温泉とかのセットが3千円ぐらいで、これはお得なので三浦半島に来た訳で
まずは三崎口に到着
ここから港まで京急バスに乗り、もちろんこれもまぐろきっぷで乗れる訳で
そしたらこのバスにはまさかのきっぷとシルバーパスのタダ客が溢れてて
三崎港まで20分
終点に着いたら、お客さんは散り散りバラバラとマグロ専門店に吸い込まれ
ボクラはお目当てのお魚屋さんにフラフラ歩いてたら出くわし
平日11時開店のこちらには、一番客やったらしく
予約した店長です、って挨拶したら
お好きなお魚を選んでね、っておばちゃんに言われ
朝獲れた地のお魚がおとなしく並んではって
けど値段は一つも書いて無く、まぁここは気にせずお魚探しで
こちらはフツーのメニューの他に
店頭に並んでるお魚を選んでお造り、焼き、煮付けの指定をして調理料を払うとお隣の食堂で食べさせてもらえるツーオーダーシステム(と呼んではる)で
とりあえず選ぶ
ざっと見渡して
カワハギにイカは外せんグループと判断し
カサゴに時期的には脂ないけど丸々したマサバもええ感じで
マグロもあるし、
三島オコゼにケッポ貝とかいうドデカイ気色悪い貝はどちらも生きてて
5分ほど見渡して
コレとコレとコレと、と大人買いした結果
ヤリイカ、カワハギ、ミシマオコゼ、カサゴ、ケッポ貝にメジナとマサバに決定
お魚を選んだボクらは予約しといた民宿みたいなお座敷に上がり
とりあえずはビールをお願いし
待つこと15分
まずは三島オコゼとケッポ貝のお造り
オコゼはまだ生きてはって
身は意外にもしっとりしてて、でもコリコリで風味あるお味で
ケッポ貝はまぁコリコリ、The貝なんだわ
なんてこと話しながら、お酒は真澄のコップ酒に代わり
第二弾のお造りは
カワハギ肝付きよ、にヤリイカ
カワハギの肝醤油はやっぱししっとり甘くてサイコーで
ヤリイカも透明感バッチシの鮮度OK、ヤリも肝醤油によく合い
これはここまで来ないと食べられへんな、で
お待たせ、カサゴの煮付け
漬け汁はトロっとしてて、しっかり味つけてはる
なんでここまでトロットしてるん?
ザラメちゃうか・・・とか言うてたら
奥の台所からおばちゃんが「フツーの砂糖やで」て(笑)
相当な量が入ってるんやね、ご飯もひつこなるぐらい甘い、けどカサゴにはこれぐらいでも負けてへんとこがええわ
メジナは塩焼が旨いで、とチョーだみ声のお兄さんのおススメで
こちらもしーかり塩が効いてて、甘い煮付けにはちょうどええ
このころになると真澄のお酒は5杯ずつぐらいコップで飲んでてゼッコウチョーになってて
そうや、まだあった、サバの煮付け
しかも一尾なんで、この写真×2な訳で、ちょいと多すぎたかなぁぁぁぁ
って言うてたら、〆の
あさりの味噌汁は心が洗われる清々しさをもってて
気づいたら、また日本酒を重ねてて
そろそろ1時になるので、お勘定!!
って言うたら、なんと大人買いを実感した4人で
さすがにあさイチからこんだけ飲み食いしたら、帰り際お店の皆さんから御礼のお見送りを受け(^-^;
お昼のお酒は酔うけどフラフラにはならず
港の渡船乗り場に行くと、5分で出るよ、って言われお金を払い
ものの300mほど向かいの城ケ島までクルージング
どこぞの漫才師かぁ((´∀`*))
あーというまに城ケ島に上陸
プラプラ散歩しながら
朝から釣ってる人もおれば、酔って騒いでるボクらもおる訳で
うん、海はこうでなくっちゃ、な絶好なコンディションで
第二の目的地のホテルに到着
残念ながら温泉ではないけど、ラジウム温泉で
まぐろきっぷのお世話になったお風呂は
露天から海が見えて、、、あぁ帰りたない・・・モードになり
けど夜には帰宅、子供たちのご飯、という課題もあるので
渋々温泉を後に、ホテル横のレストランで
まぐろきっぷのマグロ丼をいただくことになり
朝ごはんとお酒からまだ1時間ほどしか経ってないけど
マグロ丼にマグロカツをチューハイとともにいただき
まぐろきっぷを満喫するのでした。
この後三崎口までのバスで爆睡、横浜までの京急でも爆睡
そこからは実に帰宅ラッシュにもまれ
お昼のリフレッシュとは裏腹にまたヘトヘトな帰り道
とどめはサンドイッチとワインな晩御飯で〆た定休日でした。