1440分の1 !!
梅雨が正式に空けましたね、このブログではとーくに梅雨明け宣言してましたけど!(^^)!
そんな梅雨明け、今週の定休日は今年初の釣行!!
快晴対応にいろんな策をとってたけど、どうやらそんな必要はない曇天な一日みたいで
前夜の日曜日は通常より30分早く閉店・・・と思ったのに、まあお客様のありがたいご来店で、いつもより遅くなり(^-^;
布団に入ったのは2時で
アラームは4時に鳴り響き
外は少し明るく、クルマでまず店に寄って、クーラーに氷をしこたまブッ混んで、いざ出発
成城を抜け二子玉まで、なんと15分!!
そして第3京浜、横横とぶった切り、朝比奈から金沢八景港まで、つつじから50分!! 朝は早いね。
いつもお世話になってる釣りの師匠の花王迷人劇場さんに再会
今日は風が強いよ~の一言に、いやーな予感(≧◇≦)
6時前の港は静かで
まぁ平日の月曜やから、しーんとしてる訳で、フグ船も鯛船も7時過ぎに静かに出港で
釣る方は静かな方がええけど、船宿は満員御礼を願う訳で、これはまるでウチと同じ関係やな、と
友達からもろた「ヤバイ ゾクゾクする」長Tシャツを着こんだ店長は、大鯛を夢見た訳で
漁場は港から30分ほど走った第2海堡付近で
実はボクの釣り道具は数年放置プレーしたことにより、単なる粗大ごみ化しており
このところ釣りに行くときは、師匠の手を大きく煩わせて、というか
大名釣りな訳で(150%アングラー失格です)
で、今回は鯛
鯛ラバというルアーで釣る方法で、今回が二回目の体験で
この目玉おやじにハリが二本付いてて
こんな細~いライトタックルで、浅場の鯛を狙うんです。
船頭さんの「いいよ~」の合図で一斉に底まで下ろし
お魚さんをビックリさせないように
そーーーっと着底したら
10mほどゆーくりおんなじスピードで巻き上げる
ほんで、またそーーーっと下ろして、巻き上げる
アタリがあってもアワセナイ、知らんぷりしておんなじスピードで巻き上げる
喰われても、アワセナイ、知らんぷりしておんなじスピードで巻き上げる
という西日本の漁師さんが考えた手法で、これが今や結構釣れるわけで
朝8時前から、15秒に一回ぐらいこの動きを繰り返し
つまり1分で4回、1時間で240回ぐらいやってる訳で
師匠はひとつてんやという、5人のお客さんの中で唯一違う手法で釣ってて、これは勝負な訳で
釣り = のーんびり日向ぼっこしながらビール片手に、たまに釣れてないか確認しつつ・・・みたいな釣りはもう流行らなく、ずーっと動いて(誘って)ないと釣れないし、船頭さんにおこられる訳で
けどねこれが3時間も続くと、疲れ果ててあきらめて寝たり、お酒飲んだり、おにぎり食べたり、、、
たまーに、こんな小笠原に行く客船が通ったり、潜水艦や海猿も
そ、し、て、、、、お昼が過ぎ、3時半の終了まで折り返し点も通過し
船中、まだ誰も鯛どころか、外道すら上がらず、というか、アタリがあったのが、師匠とボクだけで、、、渋い・・・
と
と
そんな僕に、巻き上げてるときにリールが急に止まる
巻いてるのに、負けてない、つまり、引いてる!!
焦らない、焦らない、ここで合わせると、スポンっとお魚が抜ける訳で、おんなじスピードでリールを巻き続ける、、、が、一向に空回りするだけで、巻けない、つまりお魚さんが海中で頑張って反対方向に泳ぐけど、こっちは逆に巻き上げる、これが同じスピードやから上がらない、ということで
左腕はパンパンに力が入り、右腕は空回りのリールを何十回と巻き上げ
バトルすること10分ほど・・・
やっと海面に疲れ果てた鯛が見え、船頭さんにタモですくいあげてもらうと
3.6キロのオスで
真新しいクーラーちょうどの大きさで、こんなのは人生初の出来事で
その時はピンと来なかったけど、徐々に感動を覚え、いまごろになって嬉しくなってきて
その後30分ほどでこの日の釣りは終了で、結局船中1枚、つまりボクだけ釣れた、という結果で、、、、うーん年に2回しか来ない、ビギナーズラックなんか・・・
鯛さん、師匠、そして船頭さん、、、ありがとうございました!!
帰宅したら、ムスメがビックリしてて
とにかく下ろすしかこの日は終了しないので、ヘロヘロになりながら
兜もなんとか割れて、解体ショーは終了で
3.6キロの真鯛さんは、5人の胃袋にキチンと収まりました!!
ちなみにこれはウロコの素揚げ、塩コショウしたよ、なおつまみと
心臓と胃を湯がいたん、なおつまみで
真夏の、オス、、、ということで食味は・・・でしたが、肩がパンパンになるあの引きは忘れられなく、次回は脂肪をため込んで冬支度する頃に、また行きたいなぁ、、、な定休日でした。
船中6時間、1時間に240回やから、たぶん1440回ぐらい下ろしては巻き上げたなか、たった1回にかかった真鯛さま、本当にありがとう、そしてご馳走様でした!!