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意外や意外の小田原


2018年02月08日

店長の朝は・・・お味噌汁

どうもコーヒーは苦手で、というかもうかれこれ15年以上は飲んでないと思う。

起きたてはお腹もすいてないけど、なんか温かいもん飲みたいんで、塩分過多か(^-^;

最近平日限定で裏メニューやってます(て、こんなとこで書いたら裏もくそもないけど)

一日一食限定のトモ三角の塊のタタキです。

鉄板でどーんと200g以上のお肉を焼いてもらい、厨房で休ませてからカットしてきます。それをサッと炙って特製トリュフ塩で召し上がってもらうものです。ご興味があれば、お電話で前もってご相談くださいませ。(当日の対応はできませんので)

さて、今回のお出かけは小田原一人旅。

知ってるけど、よう考えたらお城、かまぼこ、、、ぐらいしか知らんし、ご飯食べに降りるぐらいで、基本通過地点。

ということで、これは一度行ってみよう!

実はネットで調べたら、ブラタモリでやったことがあったので、youtubeで予習。

乗り込みました。

まず小田原城の周りにはお堀が二重にあり、外堀を作ったのは日本で初めて。

江戸城の外堀は難攻不落と言われた小田原城の大きな要因らしく、現在はどうなってるのか?

小田原駅から4-5km離れたところにあり、今は道路になってますが、地下にはお堀の水が流れてる、つまり暗渠(あんきょ)

400年以上の歴史を一切感じへんけど、ね

で、暗渠を超えて、山王川のほとり西湘バイパス小田原ICのそばにある回転寿司

ここはお寿司もさながら、フレンチが旨い、と評判のお店で

12時前に入ると、カウンターに2組、ボックスに2組で、ボクはカウンターに通され

一通り見渡しながら、とりあえずエーデルピルスの生で

至る所に撮影禁止と書いてあるので、あきらめて

ヒラメと鯛とアオリイカをいただき

黒板に書いてあるメニューから、牡蠣のアヒージョとマグロのテールステーキに白ワインをチョイス、15分ほど待ってる間にお姉さんに1-2枚撮ったらあきませんか?と聞いたら、手許ならいくら撮ってもいいですよ!って、そんならそう書いててよぉぉぉ

で、タイの握り、ちゃんとした赤酢です、ちなみにガリはひとつ100円、有料で

途中で許可もろたんで、飲みさし食べさしなんやけど、しーっかりコクのあるソースにからんだテールステーキ、これだけでお腹いーぱいになるよ

こちら、元は普通の回転寿司やったらしいが、フレンチのシェフがオーナーになってから寿司とフレンチになったらしい。

ワインもスゴイ種類あるし、メニューも相談すれば作れるものはなんでも作ってくれるとシェフから聞きました、こんなお店近所に欲しいなぁ・・・ウチもお寿司やるか(^-^;

こりゃ運動せにゃいかん、ので、本丸まで急ぎ足のお散歩、メッチャ寒かったけど

北条家のお城は去年大々的にリニューアルされたらしく、展示物も北条家の行く末を綴ったミニドラマも見ごたえがあり、お手洗いもピカピカで(それはどうでもええか)、一時間半もゆーくりしてしまい、巨大な城下町を作ったこのお城が江戸の街づくりに参考にされたことも勉強になりました。

その裏には

ボクラには慣れ親しい二宮金次郎の尊徳二宮神社ていうのもあり、どこの小学校にもあったあの像のルーツはここなんか!と

で、またテクテクと30分ほど歩いて探し出したのは、

小田原用水(早川上水)という早川から小田原の街に用水路をひいて、飲み水にした原点で

左が早川で右が分水された小田原用水

小田原の井戸水は海に近いから塩分が高くて飲用には厳しく、こうして川から分岐して街に上水を組み入れた、、、日本で初の水道らしい

江戸の水も特に東側は埋め立て地なんで海水が混じって飲めないから、ここも小田原の知恵を受け入れて神田上水、玉川上水とかを作って安心な水が飲めるようになったらしい。

いやはや、小田原って最後秀吉に降参してたんに終わったんやのうて、その10数年後家康が天下とると江戸の街にえらく参考にしたルーツやったんが、ようわかりました。

アラ還でわかったこと、地理と地学と歴史と経済はみーんなリンクしてる、歴史が苦手な高校の時に知りたかったぁぁぁ 美味しくてためになる小田原巡りは2万歩、たまにはええ運動でしたww