今度は一気に平安時代に 人生二度目の歌舞伎
いやはや、今年はいったいどないなってんねんやろ
関空が冠水!!??大阪にとんでもない台風がやったと思ったら、今度は今朝北海道で大地震、本当に大変なことが続々と・・・
被災された皆々様には心よりお見舞い申し上げます。
先週の定休日は大正なトンカツから明治な落語を聞いた新宿
今回は天下の銀座へ
こんな立派なビルになってました、建て替えられて初めての歌舞伎座
ごっついビルになってます
お邪魔したのは、「一幕見席」という
昼の部の一幕だけを見れる席がある、ということを知り
20代の頃に一回だけ見た歌舞伎
50代後半になってちゃんと知らんのはアカンやろ、とはいえ昼の部3幕をずーっと見る自信も財布もないので
一幕だけならなんとかなるか
見たかったのは「鬼揃紅葉狩」
ころは平安時代
長野の戸隠に紅葉狩に出かけた平惟茂(たいらのこれもち)、隣で高貴な女性たちが紅葉狩、邪魔をしてはいけないと通りすぎると、侍女が引き止め、一緒に紅葉をみたい、、、
まぁ女子会に男が乱入、というわけではないけど、そんなことで一緒に酒宴が始まったが、男たちは酒に飲まれ爆睡、、、
女たちはいなくなる
そこに山の神が現れて「あの女は鬼だから骨まで食われるぞ」と起こそうとするも、まったく起きず、そこに鬼が現れて戦いがはじまる、というシンプルかつ素人にも楽しめそうな歌舞伎やったんで、人生二度目の挑戦
しかも、一幕はなんとツーコインで(笑)
幕の2時間ぐらい前に発券され、まずは歌舞伎座一階の一幕席専用の場所に並んで、番号の書かれたチケットを購入したら、一時間半後に4階一幕席フロアに集合、ということらしく、それまでにランチに
いきなり、ですが、ここは大阪のお寿司屋さんの銀座支店で、有名に鮨からくさんの近所でようやく見つけたわけで、まずは一杯
そしてお願いしたのは、一番お手頃の7貫ランチセット(1200円)、サラダ・茶わん蒸し・酢の物に赤だし付ね(元々セットはサーモンやったんやけど人でもいいから変えて、とお願いするとイカになりました)
なにがおもろい、ってお寿司に半身の刺身が乗ってる、その店名も343鮨(サシミ)、実用新案ね
分厚い寿司ネタの上に斜めに半身の分厚いサシミが乗ってる、初めて見た、
はまちにカンパチのお寿司はハラミで上のお刺身は背
しかもヒラメの上はなんと縁側!! ウレシイ
ビールの後はハイボールに代わってて
醤油皿は二か所、つまりお刺身用のわさび醤油とお寿司用の醤油、という醤油醤油なお皿で
赤だし、東京のお寿司屋さんはまずないけど、関西のお寿司屋さんでは定番、やね
お魚のあらでなくて豆腐やったんがちょいと残念やったけど
昼酒呑みにはもってこいなお寿司で、タイもカンパもよう活かってる(^’^)
調子こいて、タイ、イワシ、鰻を追加してしもた
ご馳走様でした、ええお店やと思うねんけど、9月で閉店、東京撤退して大阪に戻るそうです・・・残念
銀座からテクテク歌舞伎座に戻り
4階の上の上からちょうど1時間、ほろ酔い加減で多くの外人さんに囲まれながら、一幕観劇させていただきました。
ええな、一幕見席!!