定休日のtoto…いや魚魚魚
夏もなんだか終わり…ですか
このところ風が涼しい
お盆が終わる…四季のある日本ならではの風情なんやね
今日はちょいと前の定休日のお話
その日は家族がおらんで
夕方から友達の中で唯一ひまなお姉さんを誘い(^-^;
お魚を求めて京王線下高井戸へ
下高井戸の老舗
魚魚魚…トトト、とはちゃう、創業35年以上のトトウオさん
どんだけ看板に魚がおるん(^^♪
我々二人は平日5時の予約で一番乗り
お店はカウンターとお座敷に4人テーブルが4つ
旦那さんはもくもくと仕込み中
お母さんがホール係のようで
入ると
「今日はあんまりお魚が届かなくて、、」て済まなそうに
能登から宅配便で送られてきたキーキー箱を見せてくれ
初めての店やからはこの中の10尾ぐらいのお魚見せられても
どれだけ少ないのかわからんけど
それに水槽にこんだけ~って
うーん、ちょいと寂しいかな
とにかくこちらはお造り、特に活造りがウリのお店で
とはいえ二人で何品もお造りは食べられない訳で
けど食べたいうわけで
まず水槽からお願いしたのは
ヒラメ
お母さん二人で一尾は無理、ゴメン半身だけでお願い!!
のわがままを聞いてもらい
見た目一尾の活造りは実は半身で(^-^;
活きてたから肝がスゴイ
ぷりぷりなヒラメに肝を載せてわさび醤油で
これはもう日本酒しかない(というわけで生ビールからお酒に)
もひとつアジもお造りでネ
ちょいと一切れがデカ過ぎ”(-”"-)”
たーぷりの生姜でコリコリすぎやわ
そして能登産キーキー箱から選んだおっきなメバル
ヒラメやアジとは全然違う
コリコリやねんけど舌にまとわりつく食感と
うーん、The白身な鼻に抜ける香り
と、クロムツ
なんだか野趣あふれる荒々しさもあるお造りで
バカ話しながら
二人で4尾も活造り食べたんはさすがに初めて
まぁ日本酒もありゃありゃというほど飲み
さすがに煮つけとかほかのモン欲しなってきたけど
お腹はパンパン
というか飲みすぎ(*_*; で
おばちゃんごめん、でギブアップ
まだ8時にもなってない、そのころにはお店は満席で
月曜やのにすごい!!
創業35年の大先輩カッケー
さて、ところで、by the way
西の人は白身のこりこりが大好きで
そう店長だけちゃうねんよ
魚屋さんも買いに来るおばちゃんも「いかってる」という言葉を使います
これはたぶん「活き」から来てる言葉で
身が弾力があってしっかりとしとるか?
ということで
東京のお魚屋さんもお寿司屋さんも通じんわけで
活かってる=物理的には活〆
神経抜きのことでもあり
自然死ならすぐに死後硬直して
また同時に身が柔らかくなってしまうのに
活〆は死後硬直になる前で、硬直するのも時間がかかり
つまりその間、身はまだ活きた状態にあり
キーキー箱のように冷たく、また水に浸からず送ってもらうと
身の活かる時間は変わってきて
ええ活かり具合でお造りが食べれるんです
それが好きなんね
けど東京はブリやカンパチ、サバなどの青魚も含めて
死後硬直が終わって身が柔らかくなってこそ
しっとりと甘みが出てきて白身の特徴がわかり
熟成して旨みがある
と言わはるんですけど
そうなんかなぁ、、、、
前にテレビでスシローのドキュメンタリーを見たけど
関西のお店には獲れた当日のお魚を配送して調理するのに
関東はコリコリを嫌がるので一日寝かせて熟成さしてから配送する
とありました
えーーーーーー、関東でも当日出してよ~~(´・ω・`)
どっちが 正解なのかは知らんけど
好みの問題かもしれんけど
店長はそういうわけで
いつも定休日は活かってるお魚を求めて旅に出てるのでした
魚魚魚さんご馳走様でした