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北の国を舐めたらあかん!


2019年11月28日

いやはや、今年は12月やのうて13月まで欲しいぐらいの年で

メッチャ働かなあかんねんけど・・・


実はウチは、11月26日が結婚25年

銀婚式とやらで、昨日まで三日間のお休みをいただいておりました。


今回は相変わらずそんなつまらん内容です

まぁ自分が忘れんように書き留めてる日記ですので、

お付き合いいただける方は、宜しくお願いします。


そんなことで久しぶりの営業スタートのまえに

このあと、いろんなとこに買い出し行ったりして

山ほどの仕込をこれからします。

どーぞ、皆々様、月末の週もお待ちしとりまーす!!


さて、今回もいつものJAL「どこかにマイル」を利用した訳で

これは、たぁ~ったの6000マイルぽっちで特典航空券をあげるで~

事前に4か所行き先出したるけど、どこに行くかはこっちの都合で決めるから知らんけんね、って

ヒマな便を半額以下(マイル)で席を埋める、よう考えられた販促で


今回はひと月前に出雲・松山・高知・札幌の候補のブランに申し込んで

札幌以外が希望やったんやけど、当たったんは札幌!


札幌は、30代の頃、毎年毎年1月に出張したなぁ~・・・まぁ久しぶりでええか

ん?時期的にけっこ寒いんちゃうん?・・・て思て知り合いに聞いてみると

この時期でも“大雪”降ったこともあるよ、との怪情報


ビビりながら日曜の営業はアッサリ終わり

家で支度して、なんやかんやで結局一睡も出来ず

4時に起きて羽田に、そして始発便で朝8時前に千歳に着く

天気は悪くて雨、というかメッチャメチャ寒いわけで

そこから電車で1時間半乗って小樽に着くと

そこは150%雪国で・・・マヂか((+_+))


まだ10時で、駅前のまぁ観光客相手っぽいな、な「三角市場」という市場兼飲食店通りへ突入


で、入ったなんちゃら食堂という有名なお店は、、、、

朝から数千円の海鮮丼食べてるニイハオな皆様でまんちくりんで

ボクらは今夜の食事に備えて、量は抑えて

気になる品だけのスタートで

まずは、サッポロクラシックの生ビールを飲みながら

朝イカ刺に、定番のイクラ

イカは・・・コリコリ感はなくて、ドンマイで

イクラはボクの作る味付けと違い塩漬け的なもので、これもなかなかアッサリ美味


そして実は一番食べてみたかった八角のお造り

トビウオやホウボウみたいいなヒレ(?)が付いてる白身のお魚で

これがまぁプリプリ、そしてほんのり甘くて、さらにしっとり脂もあってチョー美味でした!!


で、ここは、サクッと切り上げて

お次は、小樽といえば寿司!!


やけど、観光客相手のお高いお店だらけという事前情報のなかで

食べログ2位の伊勢鮨さんが駅ナカに出してる立ち食い寿司はリーズナブルで美味しいよ、と知り合いから教えてもらい


11時の開店と同時にお邪魔


スタートは、カンパチ、しゃこ、そい

それぞれ煮切り醤油とか塗ってあり

なかでもコリッコリッなカンパチにはなんとブラックペッパーが、、、これが抜群に相性よくてビックリ!!


もちろん立ち食いやけど、本店と同じネタで(しらんけど)凄い

お後は、ウニと、本場で食べたかった生のにしん

にしんはワサビのかわりに白ごまと一味が添えられてて、こちらもビックリ

ぜひ本店で長居したいお店、ご馳走様でした。


そして小樽と言えば運河、駅から歩いて10分ほどで

いやはや、、、凍てつくようなとはこういうことか、で、これは遭難するかもしれん、と、さっさと駅に戻り、温か~いバスに乗る

今日の目的地は小樽ではなく、積丹半島の裏側の岩内温泉というとこにある高島旅館さんで

晩秋というのに北の日本海はなかなかの迫力で

小樽から余市を抜けてバスで90分の岩内から、さらにお迎えの車で15分


そこには、ホントになぁぁぁぁんにもない丘に、ポツリと一軒

こじんまりした旅館で

お部屋は全部で13部屋、源泉かけ流しの素晴らしい温泉もあり

とにかく料理旅館として予約の取れない宿らしい


実は今回は2泊の予定で

札幌ともう一泊を探してたら

たまたまこちらを知り

ところがいろいろネットで調べるも


楽天もJTBもじゃらんも・・・とにかくことごとく旅行サイトには出てこない

出てくるのは、宿のホームページとわずかな口コミ


しかもなんとこの時代に予約はネットは無理で電話のみ

さらに支払は現金のみ


HPで見る限り、スタッフさんはみーんな30代の若者たちやのに時代に合うてない(笑


その潔さが気になって

とりあえず電話してみたら、どうやら今月は閑散期らしく、たまたまお部屋が空いてて即予約した訳で


お迎えの車の中でお話を聞いたら

いまは3代目という歴史あるお宿で

初代創業者は、おばあさんが昭和初期に始めた民宿で

当時は半島のもっと奥で、道路も鉄道も何もなくて

お客さんは船で来るとか

さらに子供が小学校に行くのも船という、またすんごいところながら大繁盛し


その後2代目(現在64歳のお父さん)が

20年前に場所を移して、宿を建て、さらに温泉を掘り当てたとか


今や一年分の予約を元旦の0時ちょうどから家族全員で朝方まで電話受付して

週末をはじめ、一年分があっという間に埋まるお宿になったとか・・・


だから旅行会社とは一切付き合いはなく

ネットもカード決済もないから

その分お客様に利益還元してるという、まぁ良心的なお宿で


そして2代目は、3代目のムスコさん達に譲って

悠々自適な生活をしてはる・・・スゴイし羨ましい(^_^;)


そんな高橋旅館、シンプルで清潔、おしゃれな館内には薪の大きな暖炉があり、流れる時間はゆーくりで

源泉かけ流しのお風呂には、雪まみれの露天風呂やサウナまであって

お湯はトロトロなええお湯で

ビックリしたのは

今回お願いしたのは「これでもかプラン」という、食事に飲み放題がついてるコースやねんけど


どうやら「飲み放題」は食事時だけやなくて

チェックインしてから寝るまで、ずーっと!!というビックリポンで


まずはチェックイン後にお風呂入って

上がってきたら暖炉の前にビアサーバーが

しかもコックが4つある

つまり、こちら4種類の生ビールがいただけるビールサーバー

ということで、セルフながらオサレなワイングラスに何回も何回も生ビールを飲む飲む


7時にお願いしてた食事が始まることろにはええ気分で、お部屋でご飯のスタート

まぁ冬の北海道の海鮮オンパレードのスタートで

この時期のメインはヒラメの活造り、二人で1尾!!!

そして

炭火で焼くアワビの踊り食いから

お造り


この後お鍋にもアワビがあって、一人3つ、二人で6コ!!

そのほかにもいいろあって、これでもか!な感じ

すべてがチョー新鮮で、素材を生かしたコースで、

まぁ贅沢な晩御飯な訳で


お酒は、小樽の白ワインをスタートからお願いして

結局ハーフを4本?飲んだりして・・・

ご飯が終わったら、宿のお兄さんが寝酒に、って

小樽ワインのフルボトルをさらに2本も持ってきてくれはって・・・


食後に、ひとっ風呂入って、帰ってきたらお布団あって、テレビ見ながら横になる・・・・


最高の料理と雰囲気と温泉・・・あかん前夜ほとんど寝ないで来たから、爆死

初日のスタートなのでした((+_+))

高島旅館

http://www.iwanai-takashima.com/cuisine/