大阪一人旅 声に出しにくい和歌山の名店
ゴールデンウィークも後半、今日は端午の節句
お風呂は菖蒲湯にせんとあかんね
昨日はちょいと中休みな一日やったけど
今日は早い時間は満席、明日、明後日はまだ余裕があります。
とにかくGW、日曜まであと3日頑張ります!!
さて、大阪に突撃した夜
従兄夫婦と弟と会食した後
ホテルに戻り・・・・
相当八海山が身体に溜まったへべれけな段階で
どうやらいつものお店に一人焼肉に行ったらしく
写真(21:06撮影)で見る限りハラミとバラと上バラとミノポンにウーロンハイを飲んだ模様で
ところが携帯に残されたのは
こんなハマチも食べてて、なんとこれは1:50撮影で
記憶を手繰れば・・・焼肉からホテルに戻り、シャワーを浴びて寝るも
喉が渇いて目が覚め、そこから着替えて、しかもどしゃ降りの御堂筋を渡って、戎橋の市場寿司さんに来たらしく
うーん、ウナギも食べた記憶が・・・コワイ
で、翌朝はお腹いっぱい&二日酔いで目覚め
この日は第二の目的がある訳で
南海難波駅から特急に乗り、和歌山市を経て加太に
ここで学生時代のお姉さんと待ち合わせで
迷うことなく二人は出逢え
というのも加太というのは、大阪人でもなかなか行ったことのない
和歌山でも相当離れた、というか人家の少ない港町で
駅はポツリとあるだけでコンビニもなく
あっと言う間に出逢え
2人はトボトボと30分近く歩いて浜辺に行くと
まぁキレイ!!
さすが和歌山、向かいには地元で流行ってるらしい友が島という無人島が見え
対岸には大量の人形を奉納してある淡島神社というおとろしい神社があり
その境内に構えるのが
満幸商店・・・ちゃんとルビもふってあるけど、関東ではなかなか声にだしにくいお名前で、
そんなこと考えるから、余計にそうなるんで(^-^;
けど、こちらは数年前から一回来たかったボクの聖地で
なにが聖地かというと
こちらのウリは加太の鯛のお刺身で
漁師の娘さんがやってるこちらは、イタリアで勉強してきた娘さんで
娘さん、と言うても、ボクらに近い年頃で
お店は9時開店、ボクらが入ったのは10時半
すでに数人のお客さんがいたはった
お店はメニューだらけで、とりあえず事前に調べてオーダーはビールと初心者コース、お二人様用5500円というもので
満幸商店イチオシなヤツらしく
結構量あるよ、って言われつつ
まずはチーズの上にサーモンそしてキャビアが乗ったものが出てきて
即座に前菜9品という名のトレイで
これは日替わりらしく、ホワイトボードに本日の中身が書いてある
左上から時計回りに
トマトとカニの寒天寄せ
里芋の田楽
蒸し鳥のバルサミコソース
高野豆腐の石垣蒸し
オリーブとマスタードのハムサラダ
ピリ辛こんにゃく
芽キャベツの明太ソース
ゴボウの蒸し焼き
そして真ん中が豆腐の皮とエビの中華風
うん、一つ一つ面白い組み合わせで目も楽しませてもらい舌も喜ぶ
片田舎(失礼!)の港町の食堂・・・とは思えん
鯛にはまだ遠く、お次は名物ワサビスープ
鯛のアラから取ったと聞く土鍋の白濁したスープはものごっついええ塩加減で
そこにすりおろしたワサビを投入
これがまた一瞬にして違う世界に連れてってくれるすご技で
これだけでも来る価値はある飲み物だわ
お次はしーかり味の浸みこんだ鯛のあら煮
さ、メインイベント
真鯛の薄造り
一番左がウニソース、真ん中下が梅肉ソース、上は岩海苔
そして右上はワサビソースで右下がゴマソース
岩海苔は風味が凄くて、二人で二切れなんで一切れをしーかり味見しながらどうのこうの言うて、なかなか楽しいイベントだわ
そしてヒラメの金山寺味噌ソース
千葉でも食べたことある金山寺味噌はたぶん紀州から房総に伝わったのね、
お次は鱗の唐揚げ、お姉様がレモンをぎゅーっと絞るとジュ~って揚げたてから煙が立ち上り、それをカレー塩でいただく
〆はシラス丼
これお椀が大ライスぐらいあって
しかもご飯がぎっしりの上にこぼれシラスで
シラス丼は梅肉が入った特製ソースで、さすが和歌山!!
テーブルにはいーぱいのお皿があって、もう何が何だか((´∀`*))ヶラヶラ
お腹がいーぱい
一つずつ丁寧に考えられて組み立てられた初心者コース、恐るべし
2時間かけて遅い朝ごはんをいただき
気づくと、平日の月曜というのにお店は満席で
外では待ってはるお客さんも!!
いやはや、ホンマにアタマが下がる、
自分にはまだまだ努力が足りんことを痛感させていただき
思い切って来て良かった、
すべてが勉強になりました。
ここのお姉さんの「大きい声で店名言われへんけどな」というお決まりのフレーズが聞かれへんかったんはザンネン(^-^; ← そんな名前付けなはんな、て言いたいけどね