遅~い夏休みは北陸たべつくし その6能登へ
皆さん今年年賀状どないしはります?
ウチは来年はムスコどもは要らない、やて、結果ムスメとカミさんとボクだけ・・・会社員時代は250枚とか作ってたけど、今年は何枚なんかなぁぁぁ
な感じになってます。
どんどんデジタルの時代になって、年始のご挨拶もメールやらLINEとか
元旦の0時にぱーんて来る、、、これでええんやろか
元旦の朝起きて、まず郵便受け行くワクワク感、、、ないのはさみしいなぁぁぁ、ボクだけ???
さて、お話はまだ11月の北陸のお話、
富山の元湯で2泊目を迎えたボクらは、朝ごはんをとっとと食べて
快適なレンタカーくんとナビに100%頼りっぱなしで
まずは世界一美しいと言われる富山のスターバックスへ
富山インターから駅前抜けて、環水公園ていうとこに
水曜日の朝10時というのに、しかも富山駅からも離れたとこにあるのに
さすが【世界一】は多くの観光客を呼ぶようで
みーんなパシャパシャ写真撮ってはる
お店は総ガラス張りで中からの眺めは運河が見えてきれいで
それよりも周りが芝生でとにかく外観がきれい
でもボクはコーヒー飲まれへんから、オーダーはダージリンで
ティーバッグがさみしくカップに入ってるだけで
なんかさみしいなぁぁぁ
ここに世界一美しい餃子の王将があったら
でったい良く焼き餃子4人前とビールと日本酒!!て言うのに・・・て(^-^;
一通りぐるりと回って、今晩の宿の能登に向かうんやけど
その前にお昼ごはんで
やっぱし富山に来たら、氷見漁港は行ってみたい訳で
でも時間的にお昼の漁港はシーンとしてて
結局氷見漁港のそばにある番屋街という真新しい施設の回転寿司でお昼することで手打ち
12時前に入るもお店は平日らしく、ここはスタバと違うて半分ぐらいのお客さんで
あんまし時間がなかったんで、とにかく好きなものを目の前の板前さんにタンタンとお願いしたら
スゴイ勢いで出てきた!(^^)!
まずは、赤カレイ、日本海では一般的なお腹が赤い色味のカレイで、なかなか身厚で美味しいスタート
コショウダイ、、、初めて食べたけど、結構全国で獲れるイサキの仲間で、見た目は変わった石鯛みたいに縦縞あるらしく、せやからコショウダイといわれてるようで、カレイより味は淡々としてて、けどこちらも美味し、で
真鯛、、、北陸来てわかったこと、日本海の真鯛はどうもしまりがワルイみたい、荒波にもまれることがないのか、締め方なのか・・・
ヒラメはコリコリでここでもほんのり香りがあってええわ
みしまオコゼ・・・初めて知りました、全国で獲れるらしく鬼オコゼは釣ったことあるけど、これは釣れたことも見たこともない
オコゼというほど透明感はなく、フグみたいで、これは美味い!!
鍋でも食べたいなぁぁぁ
ブリトロ・・・氷見に来たらブリを、と言いたいけど、時期的にひと月早い、ザンネンでしたが、それなりにハラミのとこだけに美味しかったわん
カマスの炙り・・・カマスも日本海では一般的なのね、炙らないのが良かったかも
イシガキダイ・・・細かい斑点のある鯛で、石鯛とよう似ててしっかり味のある白身で
どうも北陸はイカ=アオリイカのようで、しっとりしつつ歯ごたえもあり、イカの王様で
ここにきて、アジ?やねんけど、地方の回転寿司のアジはこれまた新鮮で、都会のアジとは180度違う逸品で
実は、サバもほぼ生という逸品でした
30分一本勝負で臨んだ地方回転寿司篇でしたが、いやはやレベルの高さにビックリでしたわ
特にコショウダイ、ミシマオコゼ、イシガキダイ、アジ、サバはお腹に隙間があればおかわりしたかったぁ、、、ご馳走様でした
さて、お腹もパンパンで、氷見から国道を延々走り、峠を越え、能登の高速にようやくたどり着いたボクらは
道の駅で少し休んだ時
こんなチラシを見つけ
そうやんか、能登は連ドラ「まれ」の田舎やがな、と急遽思い出し
まれの高校時代のシーンが走馬灯で
こりゃ時間があれば行きたいな!!
で、遠回りして車内は歴代の連ドラのテーマ曲をガンガン流したりしてボルテージは上がり
あったあった!!
オープニングで出てきたキレイな模様の棚田
天気もバツグン、日本海の荒波もなく、
ここは、ええ景色だわーーーーーーーーーーーーーーーーーー
心が洗われます、しかしようこんなとこに田んぼ作りはったなぁ、、、大変だわ農家のみなさん
ここは観光バスもたんと来たはって、なんや急に「まれ」に囲まれた気分になってて
ボルテージはさらに上がり
その先は、ガンジさんの塩田で
道の駅になってて、市が保存してるらしく
朝ドラの撮影もここを使ってたらしく
そうそうガンジさんが桶で海水を運んでは、シャーーーーーーって撒いてはまた汲みに行く、、、大泉洋さんが俺もできる、言うてすぐに果てたシーンがここだわ!!
実際、この塩田は後継者もいなくて、今は市の担当者が昔ながらの製法で塩づくりをしてはるらしい
この釜で真夏に汗をかきながら作ってはるとのことで
ここでできる塩は売店で500円で売ってはって
役所のお姉さんがこんだけ作るの大変なのよ、って説明すると
観光客はそりゃ高くてあたりまえや、言うて大挙して塩を買い求め
ボクらも一緒に買い求め
あれ??こんなに塩買うて・・・って後悔すんねんやろなぁ、ってクルマに戻るとき思うのでした(^-^;
さ、次は旅の最後の宿に向かいます、、、続く。
遅~い夏休みは北陸たべつくし その5富山の夜
今月から投入したガーリックチキン、なかなか好評ですよ。
ボリュームも凄いので、ぜひ一度お試しください。
年末は12月30日まで、年始は1月3日から営業いたします。
さて、まだまだ先月の続きなんで急いでつづります。
夕方まで小雨のトロッコ列車で宇奈月温泉に戻ってきたボクラは
急いでその日の宿に向かうことに。
この日の宿は金沢のY君に勧められた川の奥の奥の奥にある宿で
富山湾に流れる「小川」というなんの変哲もない名前の川沿いにぐんぐん走り
小川ダムというのを越えて
最後に長~~~いトンネルを抜けると・・・・道路は行き止まり
は??? そこに突然現れたのがこの旅館であって
実は元湯で400年前にできたらしい由緒ある宿とのこと、またすんごいとこに、作ったなぁぁぁぁぁぁ
チェックインして案内された部屋は開けると
16畳ものだだっ広い和室!!
さらに、なんじゃこれ??
6人も座れるリビングが・・・バーコーナーもある
首脳会談でもできそうなソファーで(^-^;
が、テレビがない、、、しかも意外に殺風景で寒々しくて、結局一瞬座っただけでぜーんぜん使わへん部屋でしたが(貧乏人にこんなん要らんわ)
なんでこんな広い部屋を・・・思い出したけど、半年前に予約したとき、アニバーサリープランとかいうの(一応結婚記念日なもので)にチェックした記憶があり、たぶんそれで
けど、そのあとチェックアウトまで、ドリンクも何もサービスはありまへんでしたけど。(^-^;
眺めは目の前が紅葉と小川のええお部屋でありんす
とにかく時間も遅かったんで、急いで大浴場に・・・
400年前からの温泉・・・すんごい期待したお湯は
あれ????なお湯で
奥方に聞いても、そうなのよ、で
どうやら、長野育ちの奥方は温泉に対して厳しい目を持っており
ボクは、長年付き合うことで鍛えられた目を養えたようで
結果、ザンネン乍ら・・・
で、実はこちらは、大浴場の他に露天風呂が二つあって
よし、ほんなら露天や!で再挑戦
そしたら、なんと!!
えらい泉質が違いますやん、こちらのお湯は大変柔らかく、優しく、しっとりしたお湯で、おぉぉぉぉこれこそが400年の歴史ある元湯
・・・なんで大浴場は違うかったんやろ
これは奥方もおんなじ意見で、まぁ良かったからええか。。。
さて、お湯に満足したボクらは夕食会場に
最近のお宿は、ホンマお部屋でご飯食べさせてもらわれへん
、、、もっとも高~いお部屋なら別なんやろね
とにかくビールでスタート。
前菜とか先付けの後
いきなりのアンコウ鍋
富山湾は深海やから、アンコウも獲れるんですな
お造りはバイ貝に甘海老にブリ・・・と富山らしく
甘~い白エビはお造りと
かき揚げは塩とレモンでね。
このあたりで、日本酒飲みながら、すでにお腹いっぱいやねんけど、炊き合わせに氷見牛の陶板焼きと鮑のステーキ、揚げ物まで出てきて
〆は、、、赤だしにご飯
赤だしはええね、ホッとする
富山は名古屋圏なのか、まぁ関西でも赤だしはよう飲んだけど
その頃、料理長が各テーブルにご挨拶に
いかがでしたか?
・・・(実際、量多すぎやねんけど)・・・ハイ、食べるので精いっぱいです
なんて、アホ正直みたいな、答えにならん答えで、、、すみませんでした
でもなんで大半の旅館の食事は、これでもか、まだ食べれるか、て出てくるねんやろ
地産地消でほどよい食事でええねんけどなぁ(といいたかったけど、さすがに・・・)
結局印象に残ったのは、バイ貝のお造りと赤だしでした。( ;∀;)
ちなみにこの夜、東京の子供たちは冷蔵庫のありものとお店の残りもので
タタキやアボカドのお寿司を作ったらしく
なんや、こいつらいつのまにか大きなって・・・うれしいけど、ちょっと寂しなった夜でした。
遅~い夏休みは北陸たべつくし その4 富山篇
師走です、先週はおぉぉぉぉこれぞ、師走、的な、てんてこまいな毎日でした。
問題は、明日からドンマイにならんとええんですが(^-^;
さてお店からのご案内です。
年末年始は12月31日から1月2日までお休みいただきます。
新メニュー「大山鶏のガーリックチキン」、、、出足好調です。
ガッツリ柔らかくて美味しいですよ。
新しいサワー「スウィートジンジャーサワー」、、、3日間、まだオーダーありません、美味しいですよぉぉぉ。
さて、北陸の旅、その4富山に行きました。
前夜は金沢の街を堪能し
ホテルに戻ると爆睡で
翌朝は朝ドラを観てから出発。
まずはレンタカーを借りて、近江町市場へ。
前日チェックしてたお店に行くも、まだ9時過ぎというのに満席ちゃんりんしゃんで
順番待ちの合間にウロチョロ散歩
まずは朝からお肉屋さんのコロッケ近江町バージョン
熱々はいつでも美味しいね、ソース欲しかった(^-^;
お向かいのフルーツやさんには
カットフルーツはやっぱしラ・フランスで
次に見つけたのは
あまちゃんはドラマ中で一個500円で、こちらも近江町市場価格500円で
これは食べるしかない訳で
そうこうするうちにカウンターに座れるようになり
こちらのお店はよくある海鮮なんちゃら丼だらけのメニュー表で
けどボクは丼は嫌いなタイプで
というのも好きなもんだけ乗ってればまだええけど
そんなワガママはないしイクラばっかりそんなに食べられへんし、、みたいな
で、黒板見ながらオーダーする訳で
まずはヒラメで、しっかりしてはる北陸産で
どうも北陸はアオリがメインらしく(スルメイカは見なかった)
高級品アオリは新鮮やから、しっとりしながらも食感はプリプリで
のどぐろはお初で、前夜の塩焼きとおんなじ子なんかいな、な別物で
ブリの子の腹、、、
あといくつか食べたけど
2人とも朝からお寿司には慣れてなく、しかもお茶やから進みにくく退散することになった訳で
〆はなんちゃら柑のジュース
さーぱり(^^♪
で、レンタカーに戻り一路富山にGo
今回の目的その3「もちろん紅葉」な訳で
それは宇奈月温泉の黒部川添いのトロッコ列車に乗ることで
道路はナビの言う通り、けど高速を高速で走り、ギリギリに宇奈月に到着。
駅のお姉さんから500円ちょいのリラックス車両も空いてますよ、な案内があり
今回は結婚記念日旅行ということもあり、ここは奮発せな男がスタル・・・
ホームには列車がまってはって
普通車両はオープンなトロッコで、これはたぶん季節的に寒いぞ、な
我々はなんでか車掌さんにグーされて(怒られてるわけではないはず)リラックス車両に乗り込む
まず窓が開閉できる、、、!!
椅子に背もたれがある、、、トロッコと特別車両は座る椅子はあるけど背もたれがない(笑)
つまりホカホカでリラックスできるのですね
なんで、特製駅弁・・・イカゲソフライおにぎりと富山名物マスずしの詰め合わせやねんけど(^-^;
ビールをいただきつつ、
富山出身の室井滋のなかなか役立つおもろいアナウンスを聞きながら
1時間半をゆーーーーーくり揺られながら紅葉を見つつススミ
やがて終点欅平に、
ただ現地は風も強く、小雨が降り始め
駅舎もデカいストーブがあるぐらいの気温で
その先は通行止めとなり、お客さんはみーんな元の宇奈月に帰るしかなく
我々は記念にと、立ち食いコーナーで
富山名物昆布を前面に出したおうどんで暖まり
帰りは一層寒く、雨も降ってきたので
行き同様リラックス車両で1時間半・・・紅葉もお腹いっぱいで爆睡するのでした。
ポコペン!!
遅~い夏休みは北陸たべつくし その3 金沢の夜
今日は11月29日、、、イイニクの日です。
焼肉ほれぼれでは、本日イイニクの日にちなみ
【ほれぼれ倶楽部】の来店ポイントを2倍とします。
みなさ~ん、イイニク召し上がりにお越しくださいませ!!
さて、11月14日月曜日の朝から北陸へ飛び立った一行・・・カミさんと2人やけど
は、現地で友人Yと合流し、
加賀温泉で真昼間から解禁したてのカニを無心に貪り
アルコールもちょいと入り
3人組&心優しいお金持ちのドライバーさんの新たなみご一行様は
金沢市内に入り、夕方4時、閉館ギリギリ・・・の兼六園に突入
中は紅葉真っ盛り!!
天気は良かったけど、もう夕方・・・暗いね
もみぢいーぱい
関東の紅葉はイチョウ系が多いから、紅葉やのうて黄葉やと思うんですが
どっちも秋を感じるけどね
結婚式に使うVP撮影してる新婚さんもいたはって
紅葉の兼六園は外人さんたちで盛り上がっており
我々は、端からはじまでスタコラサッサ・・・
斜め横断の兼六園はあーというまに終了(^-^;
もみぢと雪吊りも見れて、満足した一行は
一日ご案内してもろたドライバーさんにキチンと御礼を言うて別れ
我々にはY君奥さんも加わり、新たな御一行様は4名となり
その夜の夕食会場である、わなかさんに突入。
こちらは金沢きっての繁華街、香林坊の名店から独立された迷店らしく
新しいキレイナお店。
さらに、お店のお姉さんはみーんな若くてキレイ。
カウンターと個室があるみたいで、
わたしらは4人個室に案内され
はーい、再会のかんぱーい!!!
今回北陸の旅の目的その2は「日本海の肴、のど黒を食す」でありんす。
まずは突き出し
ドデカイプリプリの甘海老にバイ貝・・・金沢屈指でやんすな
どーーーーーーーーーん、とお造り!!
なめらというまはたに白カレイに甘海老にアオリイカと寒ブリ・・・いやブリの子(フクラギ??)
プリプリの新鮮な日本海のお造りは格別やねぇ。
やっぱり日本酒で、というか
Y君お店に断って持ち込みしてくれ、この時点でチビチビ飲むもススムススム(^^♪
昼はカニ三昧で夜は北陸のお魚三昧・・・浦島太郎はこれにお姉さんたちのハーレムで・・・そりゃ最後に年寄りされてもええ目したわな、なご馳走(^^♪
話は昔話満載で、熟年チームのありがちなパターンやけどこれが盛り上がるのね(^-^;
と、出てきはったのは、すんごいタラの白子の昆布焼き
とろーんに昆布〆めされたタラは北陸の味やねんね。
さ、お待たせしました、真打登場!!!!
今回の目的その2 Theのど黒!!
のどぐろ・・・脂ののったプリプリな塩焼で
遠火の弱火できれいに焼かれたはります。
Y君奥さん曰く、ここののどぐろの焼き加減は金沢イチ、とか
たしかに、脂がすごく乗ってる身に、
おろしにスダチを加え金沢独特の少し甘いお醤油をたらすと、
まぁさーぱりぷよぷよで、これまた日本酒が合う合う(‘◇’)ゞ
地元、加賀レンコンと五郎島金時芋の天ぷら
どっちも初めて、、、シャキシャキのレンコンと甘ーいお芋さんは抹茶塩で最高潮に。
宴はたけなわ、の、〆は雑炊。
昼もそうやったけど、お鍋の〆やのうて、料理の〆に雑炊て、優しくってええね。
いやはや、すごいお店。
一晩で金沢を十分堪能さしてもらいました、ご馳走様でした。
その後、酔っ払い一行は、ひがし茶屋街とかいう町家な路地に出向き
Y君御用達、看板はない、渋------いお店に
完全に料亭の雰囲気、というか料亭です。
玄関からなかは、すべてがええ香りの畳敷き
奥にはこじんまりしたカウンターが二つあり
奥のカウンターにはきちんとした身なりのお客さん数名とおかみさんがいてはって
きちんとしてない我々は手前のカウンターに案内され、着物のおねえさんにご挨拶。
静かーーーなお店で、お客さんのおしゃべりだけがほのかに聞こえてくる。
さっきまでのほろ酔いは、ほどよい緊張感に変わり
お飲み物はぬる燗をお願いする
和装美人に注いでもらうのも、お通しの器も、もちろん久谷で
やたら緊張しつつ
ありゃ、目が座ってるわ(*_*;
緊張がほぐれるとろくなことはないので
お酒はほどほどに、1時間二本勝負で終了。
帰りがけに他のお部屋がチラリと見えたので、お願いしてちゃんとみせてもらう。
奥方はすんごい金屏風の前で正座したりして(これからなんの芸をしてくれんのか)
隣の間の宴後の席でいかにもさっきまで宴会してたかのように記念撮影
たまたま片付けてなかった席に座らせてもらっただけやねんけど(アホや)
いつかはこんな席で遊べるように・・・なぁんて
金沢茶屋町の宵は更けていくのでした。。。。
まだつづきます(^-^;
遅~い夏休みは北陸食べつくし その2
11月23日・・・今日は夜中から明日朝まで雪!!❄❆ゆきーーー!!!(*_*;
まだ11月でっせ、、、ホンマに降ったら1950数年以来とか
まずい、、、雪かき要るかな(^-^;
さて、遅~い夏休み北陸の旅 その2
月曜の午前中に小松空港に着いたボクらは
友人Y君と愛車レクサスの運転手さんにご案内いただき
航空プラザというとこでYS-11の操縦をシュミレーターで体験さしてもらい
ドキドキヘロヘロしながら無事着陸したら
時刻はちょうどお昼
加賀温泉にある司というところに連れてきてもらいました。
今回の旅の目的は
まずは「解禁になったホンモノのカニを食す」こと
小さい頃に福井や城崎で食べた記憶はあるけど
たぶん・・・大きなって自腹でホンモノの生や茹でたてのカニを食べ尽くしたことはない・・・
もちろんロシア産とかの冷凍を解凍したヤツでなく
地元の獲りたてを茹でてすぐ食べる・・・
さて、何がどんだけ違うんやろか・・・
ということで、お邪魔したのが、というか案内してもろたんが、
こちらの割烹旅館
・・・渋い、渋すぎる
けど、本物に出逢うには、これぐらいの渋さが必要である、、、な訳で
そーっと玄関を開ける・・・だれもおらん
すんませ~ん!!
て、おっきな声出したら出てきはった
加賀友禅でバッチシ決まった高貴な女将さん
・・・でなく、ふつーのエプロンしたおばちゃん・・・いや仲居様
予約したYです、ていうと、はいこちらに・・・て個室にご案内
昼から個室かい!!
いや、天下のカニ様にお会いするんやから、これぐらいちゃんとしとかな失礼にあたるぞ
に、しても、さすが割烹旅館
ランチと言えども、全個室で、手抜かりはない。
温かいおしぼりが出てきて
まずは、ビールでボクとカミさんと、いえ奥方と、Yくんとの再会に乾杯~
久しぶりやなぁ~、っていうや否や
失礼します!!って
あかん、まだ準備してへんかった
肩もできてないのに、いちなり一番バッターの登場や。
はい、香箱ガニ
福井とかはセコガニとも言うらしい、メスのカニ。
カマキリのメスはオスの何倍も大きいけど
カニのメスはオスの何倍も小さい
とはいえ、メスならではの卵、しかも真っ赤かな内子ていう卵子と
受精してぶどうみたいにたわわになってる外子がいーぱい付いている。
・・・つまり大量のイクラとおんなしで
大量のカニの卵を一気に根絶する、非情のライセンスのような食べ物かもしれん訳で
これはこれはカンタンに手を出すわけにはいかず、
キチンとご挨拶していただく
・・・濃い、甘い・・・うーんテレビの安もんなコメント
けど、ホンマにしっかりして濃厚な甘さがある、いやそれしかない!!こその絶品!!
まだ月曜の12時半というのにビールはどんどん進む訳で
一番バッターにセンター前をうちのめされた我々に来たのは
二番はキチンと次に進める定番
とはいえ、北陸産ガンド(ブリの子どもで、関東のワラサ)に真鯛、甘海老にアオリイカ
うんうん、10数年ぶりの北陸のお造りは、相変わらずなお仕事をしてはり
おまたせしました~
でーーーーーーーーーーーーん
一同シーーーーン
これぞズワイガニ、そして3人で2杯も!!
加賀市橋立港のタグ付き
ズワイは松葉、越前とも言われる中で、加賀の加と能登の能を付けて加能ガニと対抗しだしたんは10年ほど前らしく
しかも橋立港というのは、石川の中でもカニの本場な港で
当然ながら初めてのご対面で
キチンと正座して、初めまして店長です、て自己紹介しながら
まずはほのかなピンクなおみ足を二杯酢でいただき
何度もいうけど、稚拙な言葉ではあるが「甘いーーーー」に圧倒され
さらにビールは失礼にあたるぞ、と天の声が聞こえ
ぬる燗に変更
もちろん
甲羅酒も真昼間からしてしまう訳で
だれや!こんな食べ方思いついたんわ!!
はぁ~ん、ひどすぎる!!
この日こそ、日本人でよかったぁぁぁぁぁのシアワセ❤
今年から500円玉貯金始めてよかったぁぁぁぁぁ
ボクらはなぜか天井を見上げながらボーーーーっとしてたら
またまた仲居さんが
なんじゃあ、これは!!??(一応松田優作風に)
ジャ~ン、カニのお造り~~!!!!(ドラえもん風に)
ほんのりピンクにゆであがった先ほどのおみ足でなく
今度はいきなりストッキングを脱いだナマ足的お料理な訳で
持ち上げると決してスレンダーではなく、重量感があり、
でもセクシーでかわゆいナマ足で
かつてセクシーな時代はあったんかいな、な方はいきなしこんな食べ方でナマ足を食し
ボクらも負けじと顎が外れるまで大きな口を開けてナマ足を食し
なんだか涙が出てきそうで、
カニさんあ・り・が・と・う(滝川クリステル風に)
聞いてみたら、カニの足を向いて、身についてる薄皮をきれいにはがして氷水で一気に冷やす・・・ていう大変な作業らしい、旨さ倍増!!
もうヒイヒイ言わされながら満喫してたら
おまたせしました~
なんと、今度は焼き!!
なんという香ばしい神々しい香りなことか!!
これがカニなのか!!
先ほどがお嬢様としたら、こちらはすべてを知り尽くした熟女!!
しかも
こんな、こんな
カニみそまで焼いてしもてはる、、、
なんでこんなことまで・・・罪作りな
直火の焼きガニは茹でとは違い水分がなくなってるんで味がさらに濃厚で
いうことなし!!
いやはや、あさイチ羽田からやってきて、いきなしの連続特大パンチやぁぁぁぁ
って、のけぞってたら
失礼します、こちらが最後にりますぅぅぅ・・・って、うううう
鍋やん!!!
、、、カニチリ食べてへんのに、土鍋でカニと水菜を玉子で和えた
カニ雑炊出てきたーーーーー!!!!!!!
たしかにカニに圧倒されまくったけど、さすがにちょいと飽きたかな、
な贅沢な一瞬をみごとに打ちのめすような目の覚めるビーンボール
いやはや、こんなお店初めて!!
しかもランチは夜のコースの1/3のお手軽料金らしく(決してお手軽やないけど)
この時期は全国からいらっしゃいますよ、って
予約でいーぱい、ウハウハらしい(^-^;
もうすべてが羨ましい・・・
しかし一番バッターでいきなりガツンとやられて
最後のバッターで完全試合されてしもた
凄いぞ加能ガニ
凄いぞ司さん
ホンマご馳走様でした、感動しました、生涯忘れられへんお昼ごはんでした。
大満足のボクらは
ピカピカに光った愛車に乗せてもらい
小松を離れるのでした。
まだまだつづく